蔵王ロープウェイに乗る人の主な目的は「樹氷を観に行くこと」です。
蔵王には、樹氷を観るために、世界中から、大勢の観光客が押し寄せます。
しかし、その観光客が押し寄せるのは、実はトップシーズンのみです。雪のない、春や夏は閑散としています。
つまり、蔵王ロープウェイが一番混むのは、雪が降る冬場です。
月別ですと
- 12月
- 1月
- 2月
です。
そしてそのピークは、極寒の「2月」です。
混むのはわかったけど、蔵王ロープウェイに乗るまでに、どのぐらいの待ち時間が必要なのか?
初めて蔵王ロープウェイに乗ろうと思っている人にとって、このことは、とても気になるところではないでしょうか?
このページでは、蔵王ロープウェイの待ち時間について、詳しく解説しています。どうぞご参考に。
まずは結論からお教えいたしますと、蔵王ロープウェイの平均待ち時間は約2時間です。
年末年始、土曜日、日曜日、祝日、祭日といった、平日以外の日は「約2時間待ち」です。
その逆に、平日は意外とすんなり乗ることができます。それでも30分程度の待ち時間はあります。
蔵王ロープウェイで、30分の待ち時間は、待ち時間のうちに入りません。
待ち時間は、日によって変動します。特に連休の場合は「5時間待ち」ということもありました。
トップシーズンの2月は、毎回、満員です。定員ギリギリまで乗ります。
ロープウェイの中は、ギューギュー詰めです。窒息しそうなぐらいです。満員電車と同じ状態です。
この数字は多いのか?少ないのか?とてもわかりにくいです。これだけ見るとわかりにくいです。
ロープウェイには定員があります。
単純に計算してみると、1000人が順番待ちをすると、最後の人が乗るまでに、約3時間かかる、ということになります。
実は、この待ち時間は、決して大げさなことではなく、トップシーズンのピーク時には、実際にそのぐらい観光客が並びます。
蔵王ロープウェイにとって、3時間待ちは当たり前なのです。そこまでしても観たいと思わせるのが「樹氷」なのです。
並ぶ人の大多数は外国人です。特に多いのは台湾人です。台湾の人達は、大型観光バスでやってきます。
どこかのツアー会社のパック旅行だと思います。その逆に日本人は少なめです。
2月のトップシーズンの場合は、混雑が顕著になります。間違いなく長蛇の列ができます。
平日でも、最低3時間待ちです。その列は駐車場を1周し、道路にまで及びます。
まさにオーバーツーリズムの典型です。
焦ることはありません。順番は必ず回ってきます。諦めずに気長に待ちましょう。
この待ち時間に耐えた人だけが、美しい樹氷を観ることができるのです。
並んでいる観光客を観察すると、ひとりが並び、他の人達は、食事、買物、記念写真をしているようです。
交代で並んでいるようです。たいてい二人以上のグループです。
現地には、目安の待ち時間の看板が立てられています。ここで2時間待ちとか、こので3時間待ちといった内容が掲示されています。それを目安にしましょう。
食事をしたり、お土産を買ったり、写真を撮ったりして、待ち時間を有効に、有意義に活用することをお勧めします。
 
  
  
  
  