蔵王ロープウェイへのアクセスについて、解説したいと思います。
蔵王ロープウェイへのアクセス手段は、ひとつだけではなく、いくつかあります。
蔵王は、世界的に有名な観光スポットとして知られています。他の観光地と比べ、そのアクセス手段も充実しています。
- バス
- タクシー
- 新幹線
- 飛行機
- マイカー
- レンタカー
旅行会社の観光バスを使う場合は、アクセスを気にする必要はありません。観光バスは、蔵王ロープウェイの目の前に停車します。
観光バスの場合は、全てが観光バス任せとなるので、安心して蔵王ロープウェイをご利用になれます。
さて問題なのが、自力で蔵王ロープウェイにアクセスする場合です。
自力でのアクセスを予定しているのであれば、下調べをおすすめします。
自力でのアクセスの代表格といえば「マイカー」や「レンタカー」です。
蔵王ロープウェイへのアクセス手段で、最も多いのが「マイカー」や「レンタカー」を使う方法です。
駐車場には「他県」ナンバーや「わ」ナンバーの車がズラリと並びます。
自分で運転をして、あるいは、家族や知り合いの誰かが運転をして、蔵王ロープウェイに行くことになります。
蔵王ロープウェイの地元、山形の人なら、迷わずにスムーズに辿りつけるでしょう。雪道の運転にも慣れているはずです。
当然、危険箇所も熟知しているはずです。
しかし、山形県外からアクセスする観光客は、そうはいきません。なぜなら大きな困難が待ち受けているからです。
それは雪です。
道路の積雪具合や凍結状況は、初めて蔵王ロープウェイに行く人にとって、不安要素でしかありません。
マイカーやレンタカーを使う場合、どのルートで、蔵王ロープウェイにアクセスしたらよいのか?を解説します。
東京方面からのアクセス
東京方面から、蔵王ロープウェイに向かう場合、そのアクセスルートは、東北中央自動車道を使うことになります。
東北縦貫自動車道を北上し、福島県で山形方面に分岐するコースです。
その場合のアクセスは以下のとおりです。まずは簡単に箇条書きをしておきます。
- 東北縦貫自動車道を北上
- 福島JCTを山形方面へ分岐
- 東北中央自動車道を北上
- 上山ICで降りる
- 国道13号を山形方面へ
- ひとつ目の信号を右折
- 県道を道なりに走行
- 登りきった突き当たりを右折
- 左側に蔵王ロープウェイ
だいぶ大雑把な内容ですので、ひとつずつ詳しく、このアクセスルートを説明していきたいと思います。
まず名称から解説しますと、東北縦貫自動車道とは、東北自動車道のことです。世間一般には「東北道」と呼ばれています。
東北中央自動車道は、世間一般には「東北中央道」と呼ばれています。
以後「東北道」と「東北中央道」という名称を記載いたします。
東北道を東京方面から、青森方面へ北上すると、福島県に分岐点が現れます。この分岐点が福島ジャンクションです。
ジャンクションは案内標識には、アルファベットで「JTC」と書かれています。福島ジャンクションの場合は「福島JTC」です。
この福島JTCを米沢山形方面へ分岐します。分岐方向は左です。左側に分岐車線が出ますので、そちら側に入ります。
福島JTCでの案内標識には、左への分岐が「米沢」「山形」で、直進が「仙台」「山形道」が表示されています。
東北道から東北中央道に入り、山形方面へ約50分ほど北上すると「山形上山IC」が現れます。ICとはインターチェンジのことです。
案内板には「山形上山」「蔵王」と表示されています。このICで東北中央道を降ります。
東北中央道には「山形上山IC」と「かみのやま温泉IC」があります。蔵王ロープウェイへのアクセスには「山形上山IC」で降りるのが最短です。
東北中央道の料金所を過ぎると間もなく、案内標識があり、道路が分岐します。
その案内標識には「新庄」「山形」方面が左で「米沢」「南陽」方面が右と表示されていますので「新庄」「山形」方面の左に進みます。
左に進むと、国道13号に合流します。国道13号に合流し約2分ほど直進します。
そうすると、ひとつ目の信号機が出てきますので、ここを右折します。この交差点の近隣には、下記の施設があります。
- 道の駅やまがた蔵王
- ぐっと山形
- 食の駅
- セブンイレブン
この交差点の手前にある案内標識には、右方向が「蔵王温泉」となっています。
蔵王ロープウェイに到着するまでに、いくつかの案内標識があります。しかしどの標識も「蔵王ロープウェイ」を案内しているものはありません。蔵王ロープウェイと蔵王温泉は隣接していますので「蔵王温泉」を目指してください。
この交差点を、右折すると県道に入ります。そしてこの県道は、蔵王ロープウェイまで、ずっと登り坂です。
県道を走行して、だいぶ登ってから、案内標識が現れます。左が蔵王温泉、右が蔵王エコーラインとなっています。
この分岐点は直進してください。蔵王温泉となっていますので、左折したくなりますが、直進です。
蔵王温泉エリアからも、蔵王ロープウェイに行くことはできますが、わざわざ経由する必要はありません。
どこまでも登ってゆくと、突き当たりにぶつかります。この丁字路を右に進行すると、左側に蔵王ロープウェイがあります。